たてのブログ

2011.03.24更新

先日、ミニバスの練習中に足首を捻って怪我をした小学生の女の子が来ました。
怪我をして直ぐに安静にし固定をしながら冷却した状態で治療に来てくれました。
最初の処置が良かった事により・・・テーピングをしながら翌週から試合に向けて練習が出来ています。

スポーツ活動中等に・・・いざ・・・という時の方程式  <RICEの法則>
RICEの法則というのは、基本的な外傷のケガに対する応急処置ですが、スポーツ事故(捻挫、肉離れ、打撲など)
に遭ってしまった時にも最初に取るべき処置として有効とされてます。

「R・I・C・E」が意味するものは、事故などが起こってしまった時にとるべき行動を英語の単語に置き換え順番に並べたものです。

(R)・・・Rest   安静にする
固定することにより内出血等を抑え、治癒を早くします。

(I)・・・Ice   冷却する
冷やすことにより、痛みや痙攣(けいれん)が軽減し、酸素の活性(発痛物質の遊離)がすくなくなるので二次的損傷を減らします。
腫れを抑える、また血液の粘性が増し毛細血管の浸透性が低下することにより血流が減少します。

(C)・・・Compression  圧迫する
患部を圧迫することによって内出血と血腫の形成を軽減させます。
圧迫することで、組織間に浸出液が侵入することを防ぎ、逆に吸収を促進する効果があります。

(E)・・・Elevaion   拳上する
患部を高く上げることにより、内出血を軽減させます。
患部を心臓より高く持ち上げることにより、静脈から心臓へ血液を戻しやすくなります。

応急処置後には、医療機関や接骨院等で一度みてもらってください。


投稿者: たての接骨院

entryの検索

月別ブログ記事一覧

カテゴリ