たてのブログ

2015.04.10更新


捻挫かな・・・と思い、少し様子を見てみようで終わってしまうことはありませんか。

ついつい日頃の忙しさで治療をしないで終わってしまったり、時間がなくて途中で治療をやめてしまったり・・・その時は、なんでもなくても後から出てくる「後遺症」は恐ろしいもの。
そこで今回は、3つの症状をあげて、「早期治療の大切さ」について書こうと思います。

<骨折の場合>
骨折の後遺症は、どこの部分を骨折したのか、どのように骨折したのか、またいつ骨折したのかによって、変形治癒・過剰仮骨残存・遷延治癒などになってしまうことがあります。

◇変形治癒
3つの骨折の後遺症の中でも1番おこりやすいものです。
変形治癒は骨折した時に、骨を正しい正常な元の位置には戻さなかったことから、骨がずれてしまったり、曲がった状態で結合をしてしまうのです。
ただ単に骨の問題だけではなくて、神経も圧迫されてきますから、神経麻痺やしびれなどのさらに恐ろしい症状になってしまうこともあります。

◇過剰仮骨残存
骨折した部分が治癒していく段階でできてくる仮の骨が異常に長く伸びてしまい、関節の機能に異常をきたす症状で、慢性的な痛みが長く残ってしまうこともあります。

◇遷延治癒
骨折の治療をまったくやらなかったことから、骨折の部分が日数たったのに正しく結合されなくなってしまい、剥離骨折、裂離骨折とさらに症状がひどくなった骨折の後遺症です。骨折によって血行が遮断されている場合によくおこります。

骨折は半日でも1日でも放置していたら、そこから骨折の後遺症になってしまう危険性が出てしまいます。骨折してから長く時間がたった後からも、つらい症状が出てくることがあり、症状が出るまでの時間は個人差が大きくて、1人1人全く違ってきます。


<捻挫の場合>
関節を使っていないとき、関節を押さえた時に痛みを感じることはなく、何かしら関節に負担をかけてしまった時にだけ、痛みを感じます
それ以外にも下記の3つがあります。
◇筋力の低下
◇可動域の制限
◇体重をかけた際に痛みを感じる
 
また、スポーツなどをしていると捻挫をすることはよくありますが、適切な治療をしないと靭帯がきちんと修復されず、関節がゆるんでしまう心配があります。関節がゆるむと「捻挫ぐせ」がついてしまう可能性があります。もっとひどいと「変形性関節症」を起こしてしまう場合もあります。

※変形性関節症
関節の痛みや腫れを生じ、それが続くと関節の変形をきたす病気です。膝や足の付け根、肘、肩などの関節に痛み、腫れなどの症状がみられます。年齢が高くなるほど男性よりも女性の患者さんが増えているそうです。


<打撲の場合>
単なる打ち身だと思っていても、骨折や靭帯損傷を起こしている可能性があります。また強い炎症が起こると、急激に腫れあがって周囲の血管や神経を圧迫してしまいます。こうして起こった血流障害や神経麻痺を「コンパートメント症候群」といい、最悪の場合、打撲が治っても障害が残ってしまうこともあります。

そして、一度打撲をした箇所は痛めやすい箇所になってしまうのです。それによって、腰痛を起こしたり、坐骨神経痛のような痛みを引き起こしたりすることも考えられるのです。

それ以外のおケガをした場合でも、やはり「早期治療」が一番です。本来早く治るケガも後伸ばしにすればするほど治るには時間がかかります。ぜひ体を大切にしてください。


ケガのお悩みは、お気軽にたての接骨院までご相談ください。
守谷市、つくばみらい市、取手市、坂東市、常総市で
慢性的な首、肩、腰などの痛みから
交通事故による ムチ打ちなど・・・に対する治療は、
守谷市百合ヶ丘の たての接骨院まで ご相談を・・・

赤ちゃん・お子様連れのママさんも安心して治療が受けられる様に
当院では、チャイルドコーナー・ベビーベットも完備しています。


投稿者: たての接骨院

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