手首の骨折
2015.03.31更新
本日、なんと90歳のおばあちゃんが来院。
大正生まれの方とは久しぶり。
とってもお元気で、旅行を計画してご友人様と行かれたりもしているようです。
今回のおケガは旅行中に、転倒して手を突いたときに痛めたそうです。
内出血をしているので、骨折の疑いがあるため
レントゲン検査にて確認。
少しわかりづらいのですが、薄く骨折線がありました。
整復動作(骨折部のズレを治す)を行い、患者さんの年齢、生活リズム等を考えて
生活しやすい固定具(軽い素材のスダレ副子)でしっかり止め、包帯をまきました。
今回の骨折は、手首での骨折で最も多い「橈骨遠位端骨折(とうこつえんいたんこっせつ)」です。
手首にある2本の骨のうち、太い方を「橈骨」と言います。
転んで手を突いたときに多く見られる骨折で、手首の付け根のところの骨が折れてしまうことを言います。
手を突いたときの衝撃は、手首にある積み木のような骨の突き上げを通じて、橈骨を粉砕します。さらに、自分の体重が手首にかかるため、橈骨に骨折が生じてしまいます。
特に高齢者の場合は、骨が弱くなっているので、軽い外力でも簡単に骨折してしまいます。また、単純な骨折ではなく複雑な骨折になるケースも多くみられます。
多くの場合は、骨が上に向いてずれるような変形をしてしまいます。
今回の方は、変形していなかったので、よかったです。
日常の生活では、身体がどこか故障していても大変ですが、手や足は特につらいですね。手は、ペンを持ってメモを取ったり、パソコンを使ったり、お料理をしたり、何にするにも使う部位。だからこそ、ケガをしたら、早期治療をし、元通りの生活をしましょう!
ケガをすると、当たり前だったことが当たり前ではなくなります。
普通の生活が、いかに有難いか身をもって実感します。
ぜひ、日頃からご自身の体を労わってあげてくださいね。
守谷市、つくばみらい市、取手市、坂東市、常総市で
慢性的な首、肩、腰などの痛みから
交通事故による ムチ打ちなど・・・に対する治療は、
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