たてのブログ

2015.03.23更新


先日、足の甲の骨折について書きましたので、今度は骨折の種類についてお話しを。

骨折も色々な種類があります。
固定していれば治る場合もあれば、手術が必要な場合もあります。

<骨折の種類>

◇ひび (不全骨折)                                       骨が完全に離れることない骨折です。亀裂が入ったりしている場合です。
ヒビは骨折よりも治りにくいといわれているようですが、骨がずれていない状態なので、普通の骨折よりも骨自体も周りの筋肉などの軟部組織の損傷も軽いので治りやすいといわれています。
しかし、きちんと治る前に動かしてしまい、ずれていなかった骨がずれてしまい、結果 骨折よりも長引いてしまう場合があるので、しっかり治療をすることをお勧め致します。

◇単純骨折
骨折していても、皮膚に外傷がない場合。

◇複雑骨折
折れた骨が皮膚の外側に出てしまった場合。
皮膚に外傷があるため、感染症の対策も必要になります。

flairマメ知識flair
骨が複雑に折れてしまっている場合(骨が3つ以上に分かれてしまった場合)は「複合骨折」と言います。
複雑骨折だと一般的には思われやすいですが、実は違います。

◇剥離(はくり)骨折
捻挫などの際に筋肉や靭帯が引っ張られることにより、その付着部の骨が引き剥がされた状態。ひどい場合は手術が必要となります。

◇疲労骨折
健康な骨に対して、繰り返しの外力が加わったために、疲労して不全骨折(亀裂骨折)を起こした状態。ハードな運動などで起こりやすいです。

「骨折」は、骨だけの損傷ではありません!

骨折は、骨や関節に無理な力が加わり、それに耐え切れずに骨が折れたり裂けたりする症状のことです。
筋肉や靭帯などの軟部組織は骨や関節を守る役割をしているのですが、それが耐え切れなくなったために骨まで損傷してしまったということは、筋肉や靭帯は最大のダメージを受けているということです。

骨折をしたときは、骨と筋肉や靭帯などの軟部組織の両方を治療することが大切になってきます!
そして、早期治療が大切です。



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投稿者: たての接骨院

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