こんな日は、ゴルフをしたいなぁ~と思う方もいるのでは?!
実は、私も昨年から知り合いの勧めでゴルフを始めました!
といっても、まだプレイング4からのスタートで、池にも落ちちゃうし、地面はたたくし(笑)
まだまだですが、なぜかとっても楽しい★
クラブは「3番ウッド」がお友達です♪
さて余談でしたが、先日ゴルフをして肘を痛めた患者さんが来院。
そこで、今回は「ゴルフ肘」について書こうと思います。
◆こんな方は、ゴルフ肘・・・?
・スイングすると両肘が痛い
・マットにクラブをゴンゴンぶつけた後、肘が痛くなった
・フィニッシュ時に肘をたたむとき激痛が走る
・自己流のフォームで練習をしていたら肘が痛くなった
・合わない重さのクラブ(重め・軽め)を使っていたら肘が痛くなった
◆ゴルフ肘とは・・・?
上腕内側上顆炎のことを言います。
安静にしているときはほとんど痛みがなく、特定の動きをすると、肘の内側に疼痛(ズキーンと痛む)が生じたり、内側上顆部を押すと、痛んだり不快な感覚が生じます。
ゴルフ肘は、上腕(肘から先)の筋肉の緊張により、上腕骨内側上顆に負担がかかり起きるので、肘から先の動きが大きく影響します。
◆原因は・・・?
ゴルフ肘の炎症を起こす上腕骨内側上顆部は、指や手首を曲げる筋肉(橈側手根屈筋、尺側手根屈筋)、肘を曲げたり内側に捻る筋肉(円回内筋)の付け根にあたる部分です。
手首をひねる動作(ドアノブをひねるような動作)は、手首の関節の動きだと思われがちですが、肘関節と連動した動きです。指や手首の動きと、肘は連動しているんです。そのため、手打ちのスイングをするゴルファーに、肘の故障が多いです。
ゴルフのスイングでは、手首はほとんど動かさないのですが、腰の回転や肩の動きが悪いと、どうしても手首を使った、"手打ちのスイング" になってしまいます。
◆◆肘の位置が大切◆◆
肘が適度な角度でないと、肘の関節がきちんと動かないので、手首、肩にまで影響します。
肘のベストポジションは、縄跳びをする時の角度です。 縄跳びする時は、肘から先がくるくるときれいに回りますね。
脇はしまっていますが、肘は体から適度に離れています。
しかも、両手が同じ位置で均等に動いています。ゴルフでもこれが大切です。
◆スイングは、肘から先の動きがポイント!
スイングする時、両肩とグリップの三角形を崩さないようにするのが基本ですが、肘から先は大きく回転しています。
ボディーターンと三角形を崩さない事を意識し過ぎて、腕を固定してスイングすると、手首・肘には相当の負担がかかりますし、飛距離も出ないスライス気味のボールになります。
◆◆肘から先の正しい動き◆◆
テイクバックは、肘から下を右に回し、フォローでは左に回します。
クラブを持たずに、手のひらを合わせて行ってみるとイメージしやすいと思います。
正) 手のひらが裏返る感じ。(肘関節の動き)
誤) ひじから先を回転せずに、手首だけを動かす。(手関節の動き)
肘から先をきれいに回すには、少し肘にゆとりをもたせることが必要です。脇を締めすぎると肘がうまく回らないですが、開きすぎると肩関節を痛めます。
さらに、手首の角度が悪かったり、手首に余計な動きが加わると、肘はうまく回転することができません。柔らかい感じで構え、腕を振る感じで練習すると良いみたいです。
ぜひ、楽しくゴルフをする知識として、頭の片隅に入れていただけると有難いです。ゴルフ肘かなと思ったら、ぜひたての接骨院へ!

そして、まだまだゴルフ初心者の私ですが、ぜひゴルフのお話しもしましょう♪
もちろん、テニス肘やそれ以外のおケガのお悩みの方もご来院をお待ちしております。